もう一つ、私が好きな森鴎外の一面は、勲章の類に執着がないということ。墓には、自
分の本名である森林太郎の他には、「石見の人」とだけ刻んでくれ、と言い残したとい
い、事実その通りになっています。
私は墓地を散歩するのが好きで、お花見のシーズンなどは青山墓地に足を運びますが、
大きな墓石に刻まれている、その人の得た位とか、勲章が目につくことがあります。勲
二等ナンタラカンタラとか、そういった類の文字が、大きな墓石に刻まれているのを見
ると、はあ、リッパなかただったのねえ、とは思うけど・・・。まあこれは遺族の意向
でそうなっているのかもしれませんが。
森鴎外こそ、それこそたくさんの称号を得たことでしょう。医学にしろ文学にしろ、言
うまでもなく傑出しています。それらの冠を全て捨て、ふるさとである石見の国(島根
県)の人間、とだけ墓石に残す。そこに潔さを私は感じます。
多くの人は勲章が好きなようです。叙勲の時期になるとそわそわするという人もいるよ
うです。だいたいが、公務員で或る程度の役職にいたらもらえるものもあるとか。友人
のお父さんは警察官でしたが、勲章をもらえるまでは死ねない、と言っていたそうです
。まあ、それはそれで、その人のキャラクターですが・・・。
分の本名である森林太郎の他には、「石見の人」
い、事実その通りになっています。
私は墓地を散歩するのが好きで、
大きな墓石に刻まれている、その人の得た位とか、
二等ナンタラカンタラとか、そういった類の文字が、
ると、はあ、リッパなかただったのねえ、とは思うけど・・・。
でそうなっているのかもしれませんが。
森鴎外こそ、それこそたくさんの称号を得たことでしょう。
うまでもなく傑出しています。それらの冠を全て捨て、
県)の人間、とだけ墓石に残す。そこに潔さを私は感じます。
多くの人は勲章が好きなようです。
うです。だいたいが、
のお父さんは警察官でしたが、勲章をもらえるまでは死ねない、
。まあ、それはそれで、その人のキャラクターですが・・・。
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